京阪電気鉄道 | 2021年5月2日(日)公開 | |||
2021年5月9日(日)更新 | ||||
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目次 | ||||
○Kカード(廃止) ○スルッとKANSAI Kカード(廃止) ○領収書 ○奈良・斑鳩1dayチケット ○回数券(廃止) |
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Kカード(廃止) | ||||
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【1991年5月発売】 「Kカード」は自社線でのみ使用できるプリペイドカードで、1989年10月に発売を開始した。その後、後述の「スルッとKANSAI Kカード」と入れ替わる形で(厳密には半年間の空白期間あり)、1998年9月に発売を、2011年10月を以て使用を終了した。 このカードは自動改札機に投入して使用することは出来ず(末期のKカード回数券などを除く)、予め自動券売機で乗車券などに引き換える必要があった。 ちなみに、現在の京阪の本社所在地は「24号」ではなく、「31号」(OMMビル)にある。 なお、以下はカードからの引用である。「昭和2年、京阪間の急行列車用に全鋼鉄製の日本最初のロマンス・カーとしてデビューした。当時の国鉄2等車(現グリーン車)をしのぐロマンスシートや鋼板パネルを木目プリントした車内は、新しい空気警笛装置とともに、昭和プレリュードを奏でた。」 (2021年5月更新) |
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スルッとKANSAI Kカード(廃止) | ||||
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【2008年10月発売】 前述の「Kカード」の後継として発売されたのが「スルッとKANSAI Kカード」である。こちらは自動改札機を利用できるプリペイドカードで、スルッとKANSAI加入各社局(「局」とあるのは大阪市・京都市・神戸市の各交通局が加入しているため)で利用できた。 「スルッとKANSAI」(協議会)には関西の多くの私鉄や交通局が加入しており、カードの名称は各社局で異なっていた。例として、大阪市交通局は「レインボーカード」、阪急は「ラガールカード」といった具合にである。 その後、事実上の後継である「PiTaPa」(2004年導入)やJR西日本の「ICOCA」(2003年導入)といったICカードの普及に伴い、「スルッとKANSAI Kカード」は2017年3月に発売を、2018年1月に利用を終了した。ただし、一部の社局では自動券売機での利用はできる。 このカードは、2008年10月に開業した京阪中之島線を記念に発売されたものである。また、3000系(2代目)は中之島線に直通する快速急行用に製造された。 (2021年5月更新) |
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【2010年11月発売】 8両編成の7200系(2008年5月より新塗装)。現在は7両編成(2015年2月に減車)。 (2021年5月更新) |
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【2010年12月発売】 (2021年5月更新) |
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領収書 | ||||
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【2010年5月発行】 天満橋駅の券売機で、ICOCAに現金をチャージした時の領収書である。今はSmart ICOCAを使っているので、現金をチャージしていた頃が懐かしい。 (2021年5月更新) |
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奈良・斑鳩1dayチケット | ||||
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【2011年5月購入】 「奈良・斑鳩1dayチケット」は、京阪・近鉄(鉄道線)と奈良交通バスの指定された区間が乗り放題となる切符である。奈良交通バスと生駒ケーブルは呈示で乗車でき、それ以外は自動改札機を利用する。 なお、奈良交通バスまたは生駒ケーブルから乗車を開始することはできない。これは、カード裏面に乗車日の印字が出来ないためである(自動改札機がない)。 指定区間外は乗り越す区間の運賃が、近鉄特急は特急料金が必要となる。 このカードは、案内のリーフレットと専用の封筒がセットとなっている。払い戻しの際は封筒の返却も必要である。 (2021年5月更新) |
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回数券(廃止) | ||||
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【2021年1月使用】 京阪の回数券は3種類あり、それぞれ利用可能日時や発行枚数(割引率)が異なっていた。 「普通回数券」は全日利用可能だが10回分の運賃で11枚、「時差回数券」は平日の10時から16時までと土休日の終日が利用可能で12枚、「土・休日割引回数券」は土休日のみ終日利用可能で14枚となっていた。 |
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【2021年1月使用】 購入日は下部(左の回数券だと「2020.12.-9」、以下同じ)、購入駅はその上(「枚方公園」)、枚数の綴りは右上(「04」)に印字されている。未使用の状態では中央部分は空白だが、自動改札機に投入すると乗車駅と日時(「光善寺」と「-1.17 08:33」)が印字される。 この回数券は、宇治で下車する際にスタンプを押してもらい頂戴したものである。「使用済み」のスタンプは、京阪特急伝統の「ハトマーク(鳩マーク)」を模している。 (2021年5月更新) |
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【2021年1月使用】 これらの回数券は2020年12月を以て発売が、2021年3月で利用が終了した(通学割引回数券などは引き続き発売)。利用率減少とICカードの利用増加が要因とのことだが、理由はそれだけでないだろう(続きは後述)。 左の回数券は、京橋で下車する際にスタンプを押してもらって頂戴した。(無効印と味気ないが、戴く身であるので文句は言えまい。)宇治から京橋までは410円なので、不足額の100円を支払った。これは金額表示の回数券なので、410円から券面の金額を引けばよいからである。 なお、京阪では回数券を精算に使うことが可能だった。 (2021年5月更新) |
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【2021年1月撮影】 京阪のみならず、各社における相次ぐ回数券の廃止には金券ショップ対策があるだろう。殊に関西ではJRと私鉄各社の競争が激しく、回数券の割引率が大きい。そのため、ばら売りされた回数券を求める乗客も多く、有人型のショップに留まらず、無人型の自販機も沿線に設置されている(いた)。 かく言う私も、度々利用していた。(上の回数券の購入駅と日付が異なるのはそのためである。) 左の写真はその設置例である(現在は撤去済み)。この自販機の名称は「きっぷ名人」(運営は株式会社仲久)で、「光善寺1号機」である。光善寺駅の近くに設置されていた。 (2021年5月更新) |
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